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医食同源の基本は玄米食にあり。発芽でパワーアップ! H2

理想的な玄米食「発芽玄米」 
発芽玄米のつくり方 
発芽玄米で天然酵母パン

医食同源の基本は玄米食にあり。
理想的な玄米食「発芽玄米」

店内イメージ

発芽玄米とは玄米を写真のように
少しだけ発芽させた状態のものです。
私が発芽玄米を知ったのは、もう何年も前のこと。
自然食療法をしている友人から教わったのです。
もやしでも、発芽直後がいちばん生命力や栄養価が高い
と聞いたことがあったので、
発芽玄米が玄米よりも健康に良いという事を聞いた時も
なるほどなぁ〜とすぐに納得がいきました。

今では発芽玄米という言葉は一般的になっていますね。
スーパーでも、普通に発芽玄米が並んでいます。

普段はお米はお米としか思った事がなかったけど、
よく考えると、お米って稲の種なんですよね。
ですから、お米を発芽させるという事は、
種の中で眠っていた酵素や栄養素が、
生命の誕生に向けて一番活発に働き始めている
状態にあるいうことなんですね。

玄米食を続けていると、ミネラル不足に陥りますよー!
そういうと、玄米は白米に比べて
ミネラルたっぷりなのにどうして?
と、中には驚かれる方もいらっしゃることでしょうね。
玄米はよく健康増進に優れているといわれていますが、
それは玄米の胚芽に含まれる
フィチン酸の働きによります。

フィチン酸は強力な抗酸化作用があり、
これが健康な体を作ってくれるのです。
ところが困ったことに、このフィチン酸には、
ミネラルを体に吸収させず、
体の外へと排泄させていく働きもあるのです。
玄米の胚芽には豊富なミネラルが含まれていますが、
フィチン酸の作用で体には吸収されません。
フィチン酸のもつ抗酸化効果で
いったん健康が得られたとしても、
そのまま玄米食を続けていると、
いつしかミネラル不足に陥ってしまいます。

その解決法として注目を浴びているのが発芽玄米です。
玄米を水につけて発芽させると、
フィチン酸を分解する酵素
「フィターゼ」が活発化します。
この酵素により、
体は玄米本来が持つたっぷりなミネラルを、
吸収できるというわけです。
もちろん抗酸化作用にすぐれたフィチン酸のもたらす
よい効果も いっしょに得ることができます。

発芽させるとビタミン・ミネラル・アミノ酸などは、
発芽する前より増加しますし、
脳細胞を活性化し、血圧、糖尿病、痴呆症の予防に
効果的として話題のギャバ(r−アミノ酸)が、
発芽すると玄米の3倍
白米のなんと10倍にもなるのだそうです。
ですから発芽玄米は、
理想的な玄米食だといえるんですねー!
しかも発芽により玄米の表面が柔らかくなり、
甘みが増し、ふっくらとおいしいと聞けば、
一度食べてみたくなりますよね。

でも、市販されている発芽玄米って案外高いのです。
毎日食べるお米が倍の値段になるのは、
ちょっと考えものです。
それに、発芽玄米は
「今目覚めたぴちぴちの生命力をいただく」
というのがとても嬉しい事なのに、
発芽した玄米をもう一度乾燥させた市販の発芽玄米は、
なんとなく、みずみずしい生命力からは、
遠い感じがしてしまうのは、私だけでしょうか?

という訳で、
自分でぴちぴちの発芽玄米をつくる事にしました♪


発芽玄米のつくり方

料理イメージ

発芽玄米の作り方といっても、
何も難しい訳ではありません。
発芽するまで、ぬるま湯につけておくだけなのです。
ただ、夏場は常温で発芽しますが、
冬場は水の温度が低すぎて発芽しにくい事があります。
そこで、冷蔵庫の上に置いたり
(冷蔵庫の上は適度な温かさがありますので)
床暖房の上においたりと、
温度を保つ工夫が必要になってきます。

下は保温プレートを使った例です。
ボールを直接置くと温度が高くなりすぎるので、
玄米の入ったボールと保温プレートの間に
小さめのボールを置いて、
温度が上がり過ぎないように調節しています。


保温プレートに
 
小さめのボールをセットして

その上に玄米と水の入ったボールをのせる

また、ぬるま湯を保っていますので、
うっかりすると、すぐに水が臭くなります。
注意して水を取り替えてください。

発芽するまでの時間は、
温度や玄米の新しさによっても違ってきますが、
新米で温度管理がいい状態を保てれば、
2〜3日くらいで発芽するはずです。


水につけて、しばらくすると、
玄米から小さな泡がぷくぷく出てきて、
ああ、玄米が呼吸しているんだな、
生きているんだなと実感します。

古いお米だと、
待てど暮らせど発芽しなかったりもします。
一度、無農薬の新米といって買った玄米が
発芽しなかった事があって、
それ以来、そこのお店は
信用できなくなってしまいました。
言い換えれば、自分で発芽玄米を作ると、
ホントに元気なお米かどうかのチェックにもなるのです

もうひとつ、最後の注意点は発芽させすぎない事です。
目安としては、ほんの少し芽が出た玄米が
全体の8割くらいになったら、終了します。
それ以上発芽させすぎると
栄養がどんどん流れ出ていってしまいます。


 発芽玄米 完成です!

朗報!
もっともっと簡単な方法を、
東京ガスのHPで紹介してましたよ〜。
玄米を30分くらい水に浸し、
軽く水をきって密閉容器に入れて冷暗所
(冷蔵庫の野菜室くらい)で
24時間〜48時間の間放置する、というものです。 
見た目では発芽は判らないけど、成分・炊け方ともに、
手間をかけて発芽させたものと同じということです。 
臭くなる心配もないし、水をかえる手間もなし!
忙しい現代人には、こちらの方がぐっと合理的です。

でもー、お米の発芽を見るという、
心の楽しみがあるのは常温の方で、
心にも栄養と言う意味でも、
私は常温の方も好きなんですけど・・・・ね。
状況が許せば、どちらも試してみてほしいです。

飽きない玄米食の続け方→


おまけ<発芽玄米で天然酵母パンを作る>

食材イメージ

この発芽玄米、実はパン作りにも使えるのです。
私は発芽玄米を作ったら少量とって発酵させ、
その発芽玄米酵母でパンを作って楽しんでいます。
もちっとしたおいしいパンができます。
発芽玄米酵母の作り方を
おまけで簡単にお教えしますね。

<発芽玄米酵母の作り方>
・玄米・・・50g 
・はちみつ・・・50g  
・水・・・250cc

玄米を洗い水につけるます。
毎日水を取り替えながら発芽するのを待ちます。
(3日くらい)
2oくらい芽が出たら、
発芽玄米、水、はちみつをミキサーにかけ、
ビンに移して発酵させます。
ビンのふたをゆるめて(ガスが出るので)
1日1回容器をゆすります。
泡が沸いてきておいしいサイダーのようになれば完成。
(3〜4日)
冷蔵庫で保存します。
玄米酵母は癖がなく、シンプルなパンに合います。


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医食同源「タオのかまど」




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