以前、薬草会のおばあちゃんから
オオバコの飴をいただきました。
夫は子供のころに扁桃腺を切っていますし、
私はず〜っと扁桃腺肥大。
夫婦そろってのどが弱くて、
冬になるとのど飴が手放せない家なのです。
それまで、ありとあらゆるのど飴を試してきました。
でもその年は、おばあちゃんからいただいた
オオバコ飴が大活躍!
すごくおいしいし、効き目も素晴らしくて、
いただいたオオバコ飴は、
あっという間に舐めつくしてしまいました。
オオバコは、どこにでも生えている草です。
その気になって探すと、
近所の川沿いに、これでもか!
というほどオオバコが繁茂しているスポット発見!
翌年は、そこで採集して
自分でオオバコ飴を作ることが出来ました。
先日、娘ほども若い、かわいいお客様が見えたので、
お土産にオオバコ飴をさしあげました。
すると・・・
『いただいた飴のレシピ、
ぜひ教えていただきたいです。
友だちにおすそ分けしたら、
その子も知りたいってことで。
わたしも作って見たい!! クセになる味です。』
という嬉しいメールが届きました。
それで、作り方をご紹介することにしましたので、
よろしかったら皆様もご参考になさってください。 オオバコ飴の作り方→
オオバコといえば、
せき止めやたん切りに良いといわれていますが、
他にも多くの薬効があります。
胃を丈夫にします。
利尿作用があるので、
膀胱炎やむくみ、腎臓結石にも効きます。
また、血液中の塩分を排出してくれるので、
高血圧にもいいのです。
そのほか、ぜんそく、心臓病、関節痛、
緑内障、視力減退、食欲不振、滋養強壮にも。
葉は一年中採集できますが、
梅雨時が一番充実しています。
種は秋〜冬に採集します。
煎じるほか、ゴマ和えにも使えます。
ふつーの顔して、
さりげなくどこにでも生えているオオバコ。
しかしその実態は、
多くの人を助ける薬効にあふれています。
そんな、けなげなオオバコ。 尊敬しちゃいます。
私もそんな人に、いつかなりたいなぁ〜と。