葉っぱは、よ〜く水洗いして水を切り、乾かします。
洗った後、洗濯ネットに入れて脱水機にかけると、
水切りが楽に出来ます。
また、葉を干すのに充分なスペースのある方は、
そのまま陰干しの自然乾燥でもいいのですが、
我家のように狭い家では
いつまでも広げている訳にはいきません。
そこで今回はホットカーペットを使って
乾燥させてみました。
ホットカーペットに新聞紙を敷いた上に葉を置きます。
ホットカーペットの温度は高温にして、
1日目はそのまま乾かします。
2日目は葉の上に新聞をかけて乾かし、
3日目は新聞の上からさらにビニールをかけます。
4日目には葉っぱはパリパリになっています。
手で握ってパリパリ崩れれば出来あがり!
長く保存するには、弱火にかけて、素手で混ぜながら、
水分を完全に飛ばします。
混ぜている手に水分がからまなくなればOK!
完全に水分は飛んでいます。
あまり火にかけ過ぎると、
葉を焙じることになってしまいますので、
注意してください。
香ばしくなるまで炒っては炒りすぎ。
草くささが残っていなければダメなのです。
出来上がったら乾燥剤と一緒に密封容器で保存します。
薬草茶は、
約1.5リットルに一握り(5gくらい)の
葉を入れて火にかけ、
沸騰したら中火にして、
5分ほど火にかければ出来上がりです。
煎じ薬として使う場合は、
500ccの水に10gの葉を入れて火にかけ、
沸騰したらトロ火にして、250ccになるまで
30〜50分ほど煎じ、朝昼夜と分服します。
葉、枝、実を良く洗って、鍋に入れ、
ひたひたの水で煎じます。
差し水をしながら二昼夜。よ〜く 成分を抽出します。
それを布巾でこします。
煎液をホウロウ鍋か土鍋に移して煮詰めていきます。
始めは中火、少なくなってきたらトロ火にして、
焦がさないように注意しながら煮詰めます。
水分が飛んでタール状になったら、出来上がりです。
2キロあっても直径8cm高さ10cmの
ビン1本くらいになってしまいます。
それだけ成分が凝縮しているので、
1日量は耳かき1〜2杯で充分なのです。
姉が胃潰瘍になったというので、
さっそくねずみもちエキスを送りました。
毎日爪楊枝につけて舐めていたら、
ある日、
老眼鏡を使わず新聞を読んでいる自分に気づいて、
ビックリしたそうです。
さ〜すが! 「若返りの妙薬」ですね。
ネズミモチエキスが結構苦いので、
食べやすく飴にしてみました。
1個〜2個なめれば、
1日量のエキスはは充分摂れそうです。
<材料>
●ネズミモチエキス・・・大さじ2〜3杯
●水あめ・・・1kg(麦芽糖化のもの)
●黒砂糖・・・1kg
●バター・・・100g
●練乳・・・400cc
●シナモン粉末少々
<作り方>
厚手の鍋に水あめと黒砂糖を入れ、火にかけます。
砂糖がよく溶けたら、
練乳、バター、ネズミモチエキスを入れ、
中火で1時間ほど煮ます。
はしの先につけた飴を水に浸して冷まし、
カリッとしたら、煮込みは終了です。
天板にクッキングシートを敷き、
飴を流して冷まします。
この量で天板2枚分出来ました。
柔らかいうちにシナモン粉をふって、
棒状に丸め、適当な大きさに切り分けます。
切り分けたら、シナモンをまぶして置きます。
シナモンにもアンチエイジング効果がある
と言いますので、
さらに強力な「若返り飴」になるでしょう。
実を良く洗って、鍋に入れ、ひたひたの水で煎じます。
実が手で簡単につぶれるくらいになったら、
冷ましてからミキサーにかけます。
ドロドロになったものを、目の細かいざるでこし、
もみ殻状の硬い皮を取り除きます。
こしたものを鍋に移して、煮詰めていきます。
始めは中火、少なくなってきたらトロ火にして、
焦がさないように注意しながら煮詰め、
水分を飛ばします。
あんこのようになったら、
バットに伸ばして天日で乾燥させます。
粘土くらいの成形できる固さになったら、
新聞紙の上で転がしながら、ひも状にします。
まず、手にシナモン(片栗粉でも可)をつけます。
ひも状のネズミモチを、
竹串で実の大きさくらいに切り分け、
手で丸めていきます。
この丸める作業が結構大変なんですが、
シナモンの香りに包まれて、
黙々と・・ただひたすら丸める作業は、
何かの行をしているようで、
だんだんハマってしまいます。
すべて丸めた時の達成感も、なかなか良いのです。
さらに何日か乾燥させ、
丸薬の水分が飛んで、固くなったら出来あがりです。
丸薬は、1日に2〜3粒飲めば十分です。
ネズミモチの花です。 「あ〜見たことある」 とおっしゃる方も多いのでは? つつましやかな花ですよね。 一軒家を持つことが出来た暁には ネズミモチの生け垣にしたいなぁ〜 なんて夢見ているのですが・・・ |