■
野草酵素・萬葉へ→
■
健康一口メモもくじへ→
エクソシストの力を持つにんにく
医薬品の「アリナミン」の名前の由来となったのが
にんにくの成分「アリチアミン」です。
体の疲れをとり、元気をみなぎらせるにんにくは、
生であろうが、医薬品となろうが、
その力は強烈です。
その臭いと滋養は、
時にドラキュラを退散させるほどの、
力を秘めています。
この悪魔を祓うにんにくの力は、
西洋だけではなく、
我が国でも用いられていました。
我が国最古の歴史書の古事記には、
悪神が化けた白鹿を、
日本武尊(やまとたけるのみこと)が、
にんにくで打ちすえて殺すという記述があります。
また各地では疫病除けに、
門口ににんにくを吊るす風習が、
近代まで残っていました。
面白いのは、夏の土用の暑さに負けないようにと、
にんにくと小豆を水で飲む慣わしもあったということです。
小豆は体毒を出しますから、
にんにくと合わせて用いると、
元気になることでしょう。
エクソシストとは悪霊を払う霊能者のことですが、
西洋でも我が国でも、
それに匹敵する力をにんにくに認めていたことは、
大変興味深い話ですね。
野草にこだわった「野草酵素萬葉」
医食同源「タオのかまど」のいちおし