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薬草・耳寄り養生術 - オオバコH2

薬草 耳寄り養生術一覧 ■薬草12ヵ月
オオバコ飴の作り方

せき止め・たん切りに「オオバコ」

薬草
以前、薬草会のおばあちゃんから
オオバコの飴をいただきました。
夫は子供のころに扁桃腺を切っていますし、
私はず〜っと扁桃腺肥大。
夫婦そろってのどが弱くて、
冬になるとのど飴が手放せない家なのです。
それまで、ありとあらゆるのど飴を試してきました。
でもその年は、おばあちゃんからいただいた
オオバコ飴が大活躍!
すごくおいしいし、効き目も素晴らしくて、
いただいたオオバコ飴は、
あっという間に舐めつくしてしまいました。

オオバコは、どこにでも生えている草です。
その気になって探すと、
近所の川沿いに、これでもか!
というほどオオバコが繁茂しているスポット発見!
翌年は、そこで採集して
自分でオオバコ飴を作ることが出来ました。

先日、娘ほども若い、かわいいお客様が見えたので、
お土産にオオバコ飴をさしあげました。
すると・・・
『いただいた飴のレシピ、
 ぜひ教えていただきたいです。
 友だちにおすそ分けしたら、
 その子も知りたいってことで。
 わたしも作って見たい!! クセになる味です。』 
という嬉しいメールが届きました。

それで、作り方をご紹介することにしましたので、
よろしかったら皆様もご参考になさってください。 オオバコ飴の作り方→



オオバコといえば、
せき止めやたん切りに良いといわれていますが、
他にも多くの薬効があります。
胃を丈夫にします。
利尿作用があるので、
膀胱炎やむくみ、腎臓結石にも効きます。
また、血液中の塩分を排出してくれるので、
高血圧にもいいのです。
そのほか、ぜんそく、心臓病、関節痛、
緑内障、視力減退、食欲不振、滋養強壮にも。
葉は一年中採集できますが、
梅雨時が一番充実しています。
種は秋〜冬に採集します。
煎じるほか、ゴマ和えにも使えます。

ふつーの顔して、
さりげなくどこにでも生えているオオバコ。
しかしその実態は、
多くの人を助ける薬効にあふれています。
そんな、けなげなオオバコ。 尊敬しちゃいます。
私もそんな人に、いつかなりたいなぁ〜と。


オオバコ飴の作り方



<材料>

●オオバコの葉…鍋3杯分くらい
 (大さじ2〜3杯分のエキスができます)

●水あめ…1〜2kg(麦芽糖化のもの)
●黒砂糖…1kg
●バター…100g
●練乳…400cc
●油、シナモン粉末少々

<作り方>

まず、オオバコのエキスを作ります。


葉を良く洗って鍋に入れ、ひたひたの水で煎じます。
差し水をしながら約一日、
よ〜くオオバコの成分を抽出してください。

 
葉を布巾でこします。
しぼる時熱いので、
やけどをしないように気をつけてくださいね。


煎液をホウロウ鍋か土鍋に移して煮詰めていきます。


始めは中火、
少なくなってきたらトロ火にして、
焦がさないように注意しながら煮詰めます。


水分が飛んでタール状になったら、
エキスの出来上がりです。

いよいよオオバコ飴作りにかかります。


厚手の鍋に水あめを入れ、
溶けたら黒砂糖を入れます。
砂糖がよく溶けたら、
練乳、バター、オオバコエキスを入れ、
中火で1時間ほど煮ます。


はしの先につけた飴を水に浸して冷まし、
カリッとしたら、煮込みは終了です。


天板にクッキングシートを敷き、
飴を流して冷まします。
この量で天板2枚分出来ました。
ここからは時間との勝負となるので、
写真を撮っている暇がありませ〜ん。
冷え過ぎると固くて切れなくなるからです。
柔らかいうちにシナモン粉をふって、
適当な大きさに切り分けます。
タッパーに入れて、冷蔵庫で保存してください。

  

おばあちゃんにいただいたオオバコ飴は、
さすがに大きさも揃っていて、きれいな形でした。
私のは形も大きさもバッラバラ。
手早くきれいに切り分けるのは、なかなか難しー。
切り分けのコツを覚えて、
次はもっときれいな飴を目指したいです。

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