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砂糖について考えるH2

いろいろな砂糖、一体なにが違うのか?

精製された「白砂糖」が健康によくないことは、
良く知られています。
白砂糖は精製する過程で、
不純物を除去するために化学薬品が、
さらに漂白するのには塩酸や無機酸を使います。
その結果ミネラルは全く無くなり、化学薬品が入り、
自然のものでは無くなっているからです。

スーパーには、白砂糖の他にも、
ミネラルを含んだ「きび砂糖」
「てんさい糖」「黒砂糖」など、
いろいろな砂糖が並んでいますね。
それらは一体、どんな違いがあるのでしょうか?


黒砂糖

きび砂糖

和三盆

てんさい糖

白砂糖

氷砂糖

砂糖の中には、さとうきびを原料とするものと、
砂糖大根(てんさい)を原料とするものの
2種類があるそうです。
白砂糖、三温糖、きび砂糖、黒砂糖など、
砂糖といわれているもののほとんどは、
さとうきびを原料にしています。
てんさい糖だけが砂糖大根が原料なのですが、
そのふたつの原料には大きな違いがあります。
★北海道では砂糖大根原料の
 白砂糖やグラニュー糖もあるようです。
 インターネットでお取り寄せも出来ますので、
 ご参考までに。


熱帯の植物であるさとうきびは
 体を冷やす
作用があるのに対し、

寒冷地でとれるてんさいは
 体を温める作用がある。
 また、「てんさい糖」に多く含まれるオリゴ糖は
 おなかのビフィズス菌を元気付け増やしてくれる
 強い味方であり、「てんさい糖」が
 おなかに優しい砂糖と言われるゆえんです。

そして、精製度によっても身体への作用が
いぶん違います。

白砂糖、グラニュー糖など精製されたものは、
 消化吸収が早い分、消耗も早いので
 血糖値の上下が激しくすぐまた糖分をとりたくなり
 その繰り返しで精神的にキレやすくなったり
 低血糖症がおこりやすい
。に対し、

黒砂糖・きび砂糖・てんさい糖など
 精製されていないものは、
  ゆっくりと消化される分血糖値の上下が緩慢で、
  かつ吸収に時間がかかるので
 少しの糖分で長い時間もつ。

などの違いがあるようなのです。

以前から我家では、白砂糖はほとんど買わず、
きび砂糖を中心に、煮物には黒砂糖を使ったり
していましたが、「てんさい糖」を知ってからは、
特に冷え性気味の私は、何にでも「てんさい糖」を
使うようになっていました。
肝心の味はと言うと「てんさい糖」は
さっぱりした甘みで、まろやかな風味があります。

ところが最近、梅ジュースやママレード、
羊羹などを作ってあらためて思うのですが、
素材の味や果物の爽やかな香りなどを残したい時、
またきれいな色に仕上げたい時には、
いつも悪者扱いばかりでなく、
白砂糖やグラニュー糖にも登場願いたいなぁと・・・

以前、沖縄の色々な島で出来た黒砂糖のセットを
お土産でいただき、同じ黒砂糖なのに、
島によってずいぶん味が違うのに
驚いたことがありました。
ミネラルが多くなればなるほど、
独特の風味やコクが増していきます。
でも、それがかえって邪魔する場合もあるのですね。

お砂糖には、それぞれの特徴があります。
用途によって、それぞれのいいところを
使い分けていくことも必要だなぁと思うこの頃です。
参考までに比較表を載せてみました。 
あなたは今日はどの砂糖を選びますか?


ほとんどの料理
に使う
てんさい糖

以前よく使った
きび砂糖


煮物やおやつには
黒砂糖
を!


溶けやすい氷砂糖
果実酒に!


てんさい糖 白砂糖 三温糖 きび砂糖 黒砂糖
ミネラル含有量 ×
血糖値の影響 × × × ×
からだの温冷
ビフィズス菌増加 × × ×
薄茶色 薄茶色 薄茶色 こげ茶色

栄養成分比較表(100g中)
項目 てんさい糖 白砂糖 三温糖 きび砂糖 黒砂糖
エネルギー(kcal) 390 398 394 396 363
たんぱく質(g) 0 0 0.1 0.2 1.4
脂質(g) 0 0 0.1 0.1 0.1
炭水化物(g) 97.5 99.4 98.6 98.8 89.4
ナトリウム(mg) 15〜85 1.2 1 16.5 21.5
オリゴ糖(g) 5 0 0 0
カルシウム(mg) 0.5〜1.5 1 30 20.8 217
カリウム(mg) 5〜65 2 172 1280

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